システムアーキテクト受験体験記です。
午前Ⅰ対策
試験概要
応用情報技術者試験の午前問題から30問が選ばれて出題される試験。
試験時間は50分。
実践した対策
対策方法は、応用情報技術者試験の過去問を解くだけ。
テキスト等は一切用いず。
平日に1日10問ずつ位を解いていった。
始めたころの正答率は40%程度だった。(合格ラインは60%なので、このままだと当然不合格)
試験直前期には、安定して90%程度とれるようになった。
午前Ⅱ対策
試験概要
四択問題が25問出題される。
試験時間は40分。
実践した対策
前回の過去問を除いた、過去5年分の過去問を解いて覚える。
加えて、試験対策書籍に載っていた午前Ⅱ対策の問題を全て解いて覚える。
試験対策を始めたころ、とりあえず過去問5年分を解いてみた。
その後、試験対策中盤の時期に、試験対策書籍に載っていた午前Ⅱ対策の問題を全て解いて、間違った問題のみを抽出し、定期的に見直して覚えるようにした。
直前期に再び、過去問5年分を解いて、間違った問題のみを抽出し覚えるようにした。
過去問5年分+試験対策書籍に載っていた問題をほぼすべて正解できるような状態で試験に臨んだ。
午後Ⅰ対策
試験概要
システムアーキテクトに関する記述式の問題。
90分間で大問2問を選択して解く。
実践した対策
試験対策書籍に載っていた過去問5年分を全て解く。
大問1つあたり、40分で解くようにした。
平日の夕食後、30分程度したら午後Ⅰ問題を1つ解くようにした。
1か月もあれば5年分を解き終わるため、周回して解くようにした。
過去問を解くうえでいくつかの気づきがあった。
・満点を取ろうと思ってはいけない。
→難しい設問が紛れている可能性がある。
考えるのに時間がかかるうえ、結局間違ってしまう。
しかも時間を取られたせいで、本来であれば正解できた問題もダメになってしまう。
・設問をよく読んで回答する。
→回答する上での制限事項やヒントとなる内容が記述されている場合がある。
・設問によって難易度の差がある。
→簡単なものであれば、問題文から抽出するだけでOK。
難しいものは問題文を理解したうえで、制限文字数内で文章をまとめ上げる必要がある。
午後Ⅱ対策
試験概要
論述式の試験。
120分で大問1つを選択して、3つある設問に対して論述する問題。
それぞれの設問に文字数制限がある。
実践した対策
大きく2段階の対策を実施。
1.過去問を用いて、各設問に対する”見出し”を記述する練習。
2.過去問を用いた実際に論述する練習。
試験対策書籍に載っていた過去問5年分(情報システム)のうちいくつかピックアップして、実際に論述してみる。
午後Ⅱの対策は基本的に土日に行った。
・設問1は、大体同じような内容(対象業務の概要、対象の情報システム)なので、あらかじめ4つほどパターンを用意しておいた。
→「対象業務の概要、対象の情報システム」で650字程度で準備しておいた。
・練習の際、漢字が出てこなかったものを抽出しておいた。
→漢字を思い出そうとする時間がもったいないので、書けなかった漢字を抽出し覚えるようにした。
実際の試験での手ごたえ
午前Ⅰ
普通にやれば70%は確実に超えると思われるので、気軽に臨んだ。
手ごたえは想定通り、8割以上は確実で9割に届くかもしれないという感じ。
午前Ⅱ
実は一番心配だったのが午前Ⅱ問題。
試験時間は40分と長くはないが、かなり時間は余った。
しかし、確実に正解していると思われる問題が14問だった。(25問中15問が合格ライン)
試験中の合格確信には至らなかったが、残りの11問中1問くらいは正解しているだろうと思い、良しとした。
午後Ⅰ
問題選択に少し迷った。(過去問を解いた感じ、大問毎に難易度は結構異なる)
問題文を少し読んだ程度では、難易度がわからないため、とりあえず2と3を選択した。(1が難しそうな気がしたため)
普段通りに解くことを心掛けた。
ちょっと詰まった設問は後回しにして、大問1つが一通り終わった後に余った時間で後回しにした設問を解いた。
それなりの手ごたえ。
7割くらいは取れているのかなという印象。
午後Ⅱ
こちらも問題選択に少し迷った。いい意味で。
2つのうちどちらを選択しても、いい感じに論述できると感じた。
過去問で似たような問題が出題された?かどうかはよく覚えていないが、過去問演習の際に論述したであろうないようが頭に浮かんだ。
練習通りに書き進め、終了10分弱前位に一通り書き終えた。(練習ではいつもギリギリだった)
おかげで、一通り見直しも行うことができ、誤字脱字の修正も行った。
試験終了後は、やりきったという清々しい気分だった。
結果
合格発表日をすっかり忘れていて、そろそろなのでは?と調べてみたら1週間以上前に結果が出ていた。
・・
見事に合格!
全体的に安定した点数をとれていたみたい。
振り返ってみると、午前Ⅰの対策にかなりの時間を割いたような気がします。
(結果もその通りの点数)
午後Ⅱが合格するためのポイントみたいに言われているようなので、文章を書くのが得意な人は受かりやすいのかもしれません。
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